【ダウ平均 S&P500】メキシコ関税は大丈夫?! ダウ平均とS&P500三日連続続伸
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ジンです。
今日のダウ平均の終値 25539.57ドル +207.39ドル
今日のS&P500の終値 2826.15ドル +22.88ドル
三日連続の続伸でした。
正直ホッとした方も多いのではないでしょうか
かくゆう私も。
連休前後から、保有するETFも4ドル/株以上下がってましたからね(悲)
◼️米国のメキシコ追加関税
5月30日、トランプ大統領がメキシコ不法移民への制裁として、メキシコへの追加関税をツィート。
この影響で、米国株は下落。
円高が進みました。
ちなみに、メキシコペソ持ってる人て意外にいますよね?!
◼️メキシコ追加関税は回避の期待感広がる
6月に入り、さすがにやりすぎとの不満が共和党からも不満が噴出。
メキシコへの追加関税は回避されるとの見方が広がり、米国株ら三日連続の続伸となりました。
◼️米国民にとってメキシコへの追加関税の影響は中国より大きい
米国のメキシコからの輸入総額は昨年約3460億ドル。5%の関税がかけられれば、米国民への負担は170億ドル。
25%になると870億ドル。
米国の隣にあるメキシコは、自動車と自動車部品の最大の輸入先であるだけでなく、農産物の最大の輸入先であり、食糧の輸入額はなんと260億ドル。
もし5%の関税がかけられれば、米国内のあらゆる地域で販売される生鮮食品、ビールワイン、スナック食品やその他食品全てが値上がりすることになる。
自動車も値上げが予想されて、GM、フォード、フィアット・クライスラーの株価は大幅に下落しました。
隣人メキシコは、米国にとっていかに影響が大きいかわかりますね。
◼️「米国・メキシコ・カナダ協定」
新たな貿易協定の発効を目指す米国にとって、メキシコへの大きな動きはないと見る向きが多く、トランプ大統領の株価を無視できない支持層への配慮から、いずれ落ち着くでしょう。
◼️中国に対しては大義名分があるが、メキシコに対してはない
中国に対しては、知的財産権の問題や5Gなどハイテク産業の主導権争いに負けることは米国にとって死活問題であり、躍起となって制裁に踏み切るねは当然でしょう。
中国の主張する原則て何でしょう、反則の間違いでは?(笑)
世界にとっても、中国がハイテク産業などの将来性のある分野で覇権を握ることは、世界秩序の崩壊を意味
します。
メキシコの移民侵入は、各国同じ問題を抱えています。
関税や制裁で解決すべきではなく、あくまで隣人同士としての礼儀をもって協調による解決を図るべき問題である。
大半の米国民もそう考えていると思います。
だからメキシコ関税ついては米国民の反発も大きいのでしょう。
最後に
日本は、短期的な輸出影響よりも、中長期的な中国の戦略に目を配る必要があると思いますよ。
また、中国に代わるASEAN株の購入も検討する価値がありますね。
その話はまた今度。