パワーカップルになるための投資と節約blog

はじめまして。ジンと申します。夢のパワーカップルに給与所得だけではなれず、立ち止まってしまったサラリーマンが給料所得以外の収入を得て、また倹約も取り入れ、再びパワーカップルを目指す奮闘記?です。投資や節約経験や過程をゆるく綴っていきます。

【米国個別株】【RDSb】エネルギー銘柄は高配当だが凋落の始まりか

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我が家のお荷物ロイヤルダッチシェルは、70ドル台→56ドルの低迷。

この恨み節ネタのブログ記事率が高く、正直粘着してますが笑


実は、ロイヤルダッチシェルだけでなく、エネルギー銘柄全般の凋落はかなりヤバイです。

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■エネルギー銘柄は過去ないほどの不振


S&P500の11セクターを比較すると、エネルギー 銘柄は今年に入って最低。
トランプ大統領が2016年の大統領選挙に勝利して以降、もしくは10年余り前に米国株の強気相場が始まって以降で見ても一番不振。。



■エネルギー銘柄だけが不振


エネルギー銘柄は、値動きが最もさえないセクターに転落。
世界経済の減速に直面しているほか、地球温暖化に伴って化石燃料産業に投資することへの疑念が浮上するという逆風にもさらされているらしいです。
成長なきセクター決定か。。



■エネルギー銘柄は原油価格にさえ出遅れ不振


原油価格が過去最高値圏の1バレル=140ドル超だった20008年半ばに15%を超えていた比重は、5%を割り込む。

原油価格もほとんど上がらなかったが、今年になると18%余り上昇して54ドル前後に達したにもかかわらず、エネルギーは3%も下落。
今までの連動関係も崩壊。。



■ロイヤルダッチシェルは更に不振

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石油会社三社のチャート比較です。
ロイヤルダッチシェルがダントツに下降トレンドになってます。

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RDSbチャート

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BPチャート

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XOMチャート


四半期決算の優劣が出てるチャートになってます。
配当はともに5~6%なので、これからエネルギー銘柄を選ぶならBPやXOMでいいかもです。

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■ロイターも嘆く

エネルギー銘柄の大不振について、ロイターLewis Krauskopf記者が記事を書いてます。

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『グリーンウッド・キャピタルのウォルター・トッド最高投資責任者は
「過去18─24か月に目を向けると、エネルギー株がここまでいら立ちを覚えるような動きになっている理由は、原油が値上がりしてもエネルギー株は本来そうあるべき幅で上昇せず、逆に原油が下がれば、値崩れしてきたからだ」と説明した。

トランプ政権は、エネルギーやその他天然資源関連企業向けの規制緩和を追求しているが、エネルギーセクターの苦戦は続いている。

サウス・テキサス・マネー・万ジメントのクリスチャン・ルドゥー最高投資責任者は「規制を取り除けば、掘削が増えて供給が拡大し、それは価格が下がることを意味する」と指摘した。

米中貿易摩擦の激化を受け、米国債市場で景気後退到来のサインとされる長短金利逆転(逆イールド)が発生するなど、景気の先行きが不安視されていることも、エネルギー株に痛手となりかねない。

アリアンツ・グローバル・インベスターズのポートフォリオマネジャー、バーンズ・マッキニー氏はエネルギー株について「景気敏感な分野なので、恐らく貿易戦争懸念の最大の犠牲者の1つになるだろう」と話した。実際23日に米中両国が追加関税の応酬を行うと、エネルギー株はアンダーパフォームしている。

また一部の投資家は、エネルギー企業が気候変動に悪影響を及ぼすのではないかと考え、化石産業向け投資を敬遠するようになった。シモンズ・エナジーのマネジングディレクター、ピアース・ハモンド氏は「石油・ガス企業は多くの投資家にとって、多少のけ者扱いされるようになっている」と述べた。

シティグループの株式ストラテジスト、トビアス・レフコビッチ氏は、S&P総合500種との比較で02年以降最も値ごろ感が出ている点を挙げて、エネルギーセクターの投資判断を「オーバーウエート」にしている。それでも最近のリポートで「大きな供給面の混乱がないエネルギーセクターに投資家を呼び戻すきっかけを見つけるのに苦労している」と認めた。

また一部エネルギーには、米国債利回りが急低下する中で高配当を維持しているという魅力がある。足元の10年債利回りが1.54%なのに対して、エクソンモービル (N:XOM)の配当利回りは5%、オキシデンタル・ペトロリアム (N:OXY)に至っては7%だ。

しかしスレートストーン・ウェルスのチーフ投資ストラテジスト、ロバート・パブリク氏は、エネルギーセクターの投資判断をややアンダーウエートとしており、株価上昇で利益確定ができるなら、保有するエネルギー株を売却する可能性があると明らかにした。

同氏は「エネルギー株に大幅な上昇余地があるとは思わない」と語る。』



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